自分用メモを公開している感じ

本/学習マンガ

市立図書館はいいぞ

更新日:

図司
どうも、zushi-labの図司です。 はじめましての方、はじめまして。

「ゆとりずむ」という社会派(?)なブログを運営しているIT技術者に らくからちゃ氏という方がいます。

知識と経験があることに加えて、それを人に伝わりやすいようにまとめるのが抜群に上手なので尊敬しています。

それでいて、物凄い質量&物量のブログ記事を投下しているので、はてなブックマーク界隈で多大な影響力を持つことになったのは当然と思えます。

そんな らくからちゃ氏は「仕事や勉強のためにけっこう本を読んでいるが図書館には不満がある」というような内容の記事を書いています。

一方、自分としては図書館をフル活用して年間200~300冊は借りているので、らくからちゃ氏の影響力によって、大変お世話になっている図書館の立ち位置が危なくなるのはけっこう死活問題だったりします。

ということで、一応、図書館の良さについて語ってみたいと思います。

もちろん、氏は単純に図書館をdisりたいようなヤな奴ではなく、問いかけを発信しているだけなので、それはそれで全然良いことだと思っています。

さて、 氏は蔵書数37万冊の地元図書館に不満とのことで、3つの理由を挙げています。

①そもそも借りたい本が置いていない
②借りたい本があったとしてもずっと貸出中
③借りれそうな本があったとしても平日いけない

これらについては、氏が住んでいる地域が恐らく大きくない市町村のため、図書館の蔵書数が「37万冊」と少なめであって、その蔵書数の少なさにそれなりの原因があると感じました。

3つの点について、1つずつ見ていきましょう。

①借りたい本が置いてない

氏が挙げている

本当に図書館で借りたい、一冊9千円する
「コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント 第12版」
みたいなものはおいてくれてなかったりするんですよね・・・。

これについては、まぁ図書館によるとは思いますが、確かに図書館には、時間に余裕があって図書館を利用する主婦やシニア世代をターゲットにした小説や趣味・絵本などが取りそろえられていることが多いと思います。

そのため、バキバキのエンジニアである氏にとって有用な本は置いていないのはやむを得ないのでしょうが、自分が住んでいる政令指定都市の図書館には、どんなジャンルでもだいたい1冊は置いてあります。

実は、先のコトラーの本もあるんですね。
9千円もする本がタダで借りられる素晴らしさ。

②あってもずっと貸出中

蔵書の多い図書館でも、小説などは人気があると数百人単位の予約があるので、順番待ちしている内にリアルに人生終わってしまうので、もうこの辺は諦めるしかないかな、と思う。

本当に読みたければ買ってすぐ売ろう。

③平日いけない

これも図書館によるとは思いますが、ネットで予約して休日に取りに行くことができればOKです。
現に自分はこの方法で休日毎週なり隔週なりで、一気に10冊借りてくるようにしています。

こんな感じで振り返ってみると、規模のある図書館だと氏の不満はだいたい解消されるんではなかろうか。

自分なりの図書館への思い

さて、せっかくなので、個人的に感じている図書館のことについて書いておきたいと思います。

①地域の文化資産がある

蔵書の少ない図書館も、おそらく地域の資料を保存する施設として機能しているはずです。

図書館の価値は「読む人が少ない本を如何に多く所蔵しているか」で測ることができると思ってますが、たぶんそういうマイナーな図書館には、後世に残すべき資料が眠っていて、それはそれでいいのだと思う。

あと、地味におもしろいのが市町村の読書感想文の入選作品をまとめた冊子があったりもします。
こういうのを子供に見せといたら書き方がわかるんじゃないでしょうか。これもまた図書館にしかない文化資産ですね。

②味がある

新刊のみ売っている本屋に古い本はありません。

古本屋にしてもても、神田の古書店のような気合の入った店でない限り、シミやニオイのついた何十年も前の本はありません。
しかし図書館にはある。

これはもうはっきり言って汚い。読んだ後、手を洗いたくなるレベル。というか洗う。
しかしそれでも味があって、その時代を感じながら読むことができる。
そういうアナログな質感に感情がゆさぶられることもあります。

「国家の品格」でベストセラーをとった藤原正彦氏の祖父世代の親戚に藤原咲平という気象学者がいて「雲をつかむ話」という本を1926年に発行しているんですが、これもまたベストセラーをとっていたのを知って、読みたくなり図書館で借りました。

その後改版されているので、1926年当時の物ではないのですが、それでも製本の仕方が古い時代のやり方で、読まずに手に取ることができただけでも価値があったと思っています。

ちなみに読んでみても、
「六ケしい」 (むずかしい)
「ケオッペン」 (ケッペン)
「私わ」 (私は)
などの表現になっていて、そういう所から新たな発見があったりもします。面白い。

③廃刊になった本も置いている

例えば国公立大学では、お金を生み出さないような文学に関する研究やお金のかかりすぎる宇宙に関する研究なども、税金で賄える部分が大きいので、リターンを考えずに続けることができるんですが、本の世界は厳しいので、売れないと無情にも廃刊になってしまいます。

しかし、廃刊だからといって価値がないわけではなく、むしろ一般の人には理解されにくいため、廃刊にならざるを得ないようなものもあるわけで、そういう本が残っていてデータベース化されているのは大変助かっています。
さっきの雲をつかむ話もそういうジャンルと言えなくもないですね。

④昔の良著は必ずあるしいつでも読める

現代人にとって現代に出版されているものだけが面白いとは全く思ってなくて、むしろ、今後一切新たに著作物が発行されなくても、これまでの良著だけ読んでいくだけで一生楽しめると思ってます。

そしてその本のほぼ全てが図書館にあり、だいたいの人は興味ないのでいつでも借りることができる。
素晴らしいの一言ですね。
もちろん、今後発行される著作物も興味あるけど。

⑤全部読まなくても良いという感覚→逆に読む量増える→買う量増える

タダで読めるので、とりあえず手にとって、大半は読み飛ばして必要なとこだけメモする等が可能になりました。

だいたいのビジネス書等はそういうところがあって、30分くらいあれば新書1冊のエッセンスが吸収できます。

そうやって多くの本に触れることで、質の良し悪しもわかるようになり、良い本に沢山触れられるようになっています。

また、本当に良い本、手元に置いておきたい本は買うようになりました。
図書館を活用していなかった頃よりも本を買っていると思う。

そんなわけで、よく「図書館のせいで著者の印税が」という議論にもなりますが、私は図書館が著者にとって悪だとは思ってません。

⑥自分の書庫として使える

本はたまに買うんですが、別に手元に無くても良いと思ってます。
ということで、図書館に寄贈して、必要になったら借りるようにしています。

とは言っても、本のエッセンスはメモ済みなので、また読みたいということはなく、結局図書館に置きっぱなしになって誰かが読んでいるのでしょう。

また、寄贈する目的としては、誰かが「読みたい」と思ったときに、在庫があるようにしておくことで、「図書館は充実している、にぎわっている」という印象を市民に与えることに少しでも寄与して、それにより図書館の存続価値が高まり、結果として自分がその図書館のうまみを長らく享受し続けていきたい、と思っていたりもします。
わかりますかねこの感覚・・。

ということで、総括すると図書館万歳なので、序論のとおり、氏の影響力によって、大変お世話になっている図書館の立ち位置が危なくなるのは困るので、一応、図書館の良さについて語ってみた次第でした。

さいごに

▼こんな感じのメチャメチャ価値ある時間を提供してくれる本を借りられるのです。

2017120608275100

バンザーイ!

図司
どうも、zushi-labの図司でした。

PC

PC

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

ご参考に

1

図司どうも、zushi-labの図司です。 はじめましての方、はじめまして。「ゆとりずむ」という社会派(?)なブログを運営しているIT技術者に らくからちゃ氏という方がいます。 知識と経験があることに ...

2

図司どうも、zushi-labの図司です。 はじめましての方、はじめまして。「アート」と「デザイン」について 「アート」や「デザイン」と言うと「それって芸術分野??」って結構多くの人が思ってるはず。 ...

3

図司どうも、zushi-labの図司です。 はじめましての方、はじめまして。幼少期のマンガの影響 ドラゴンボール 幼稚園~小学校の頃、ドラゴンボールの新刊を買ってもらうのを楽しみにしていました。人造人 ...

-本/学習マンガ

Copyright© 【 zushi-lab 】 , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.